春といえば、真っ先に桜の花が咲き乱れる光景を思い浮かべる方も多いでしょう。
日本の花といえばすぐに名前が上がってくる桜。
開花宣言が全国のニュースとなり、お花見や卒業・入学式など生活やイベントにも密着するとともに日本の精神性にも大きな影響を与えている特別なお花です。
「優れた美人」に例えられるほどの美しさをもちながら、呆気ないほど儚い桜の花の寿命。
桜の魅力って一つ目は「春を待ち焦がれる感情」二つ目は「命の儚さ」と「名残惜しさ」が私たちの心を魅了する一番の理由ではないでしょうか?
私も大好きな桜は蕾も良し、咲いても良し、散る姿に儚さや無常観を感じさせるも良し、一年間のパワーをサクラでチャージします。でもね、霞か雲か~汚い黄砂!
ところで、参議院予算委員会で石田まさひろ参議院議員が「看護職の賃金アップに引き続き対処を」「医療機関の経営悪化の深刻さと診療報酬の仕組み変革」「診療報酬改定が現場の業務負担に」「看護職員の不足について」「まちづくりの中心は地域の医療機関」等について質問されました。その中の一つの答弁に立った看護職議員の、あべ俊子文部科学大臣が「日本酒をこよなく愛する石田委員にお答えさせていただきます」と切り出し、和やかな雰囲気に包まれました。
皆さん、看護の現場を一番理解してくださる看護職議員をこれ以上に減らすことはあってはなりません。7月には第27回参議院議員選挙です。皆で誘い合わせ投票に行きましょう。
【提案主旨】
このコロナ禍の3年間は、社会における看護の重要性が国民に認識される機会となりました。長期化したコロナ禍への対応、高齢者への対応等のこれまでの看護職員の努力が看護職の処遇改善につながりました。
しかし、「看護職員処遇改善評価料」の新設と「医療職俸給表(三)」の改正を全国173.4万人の看護職員に反映させていくためには、国民の理解を得ながら看護職員と看護管理者が一丸となり取り組む必要があります。
2040年以降の日本社会は、少子高齢化が進展し現役世代の減少が切実な問題となります。「医療」と「生活」の両方の視点をもつ看護職の役割は増大し、益々社会が必要とする職業でもあります。保健・医療・福祉を支える次世代が、やりがいのある魅力的な仕事として選択できるように、キャリアアップを重ね、働き続けられる環境を整えていくことが必要です。
私たちの願いは、それぞれの場で「看護職を選んでよかった」「自分のやりたい看護ができた」と日々実感できることです。現場の課題と現場の声をしっかりと国政に届けることと、看護の未来を切り開くための看護職員の発言力と政治力を高め、国民の健康と福祉の向上に寄与する使命を果たしていきましょう。
日本看護連盟が掲げるスローガンのもと、岐阜県看護連盟は看護・介護の現場で日々働く看護職の明るい未来のために、会員一人ひとりに見える活動を通して、組織力をより強固なものとし、国政に看護の声を届けます。